入院前は元気だった家族が入院中に飲み込みが悪くなり、
胃ろうを進められたらどうしますか?
まさか口から食べられなくなると思っていない。
本人も家族も戸惑い悩み、時間だけが過ぎていきます。
病院から対応を迫られ、家族間では考えがまとまらない。
このような場面は、いつ周りに起こってもおかしくないです。
家庭の事情により、それぞれ異なった悩みがあると思います。
悩んで悩んで、胃瘻をするかしないか。
今後の目標・希望を何にするかで選択肢が沢山出てきます。
胃瘻はしない、自然と枯れていく看取りを自宅でする。
胃ろうをして、少しでも長く生きてほしい。安全に食べられるものだけ食べてほしい。
口から食べれる望みを持って、胃ろうをする。
もし、胃瘻をしながら、口から食べる訓練をして胃瘻を外せれるようになり、
口から食べられる希望があればどうされますか?
それも、厚生労働省が参考にした食べさせ方だったら。
病院のスタッフが知らないこともあります。
胃ろうは、そのままで過ごす延命治療だと思っていませんか。
厚生労働省の平成26年度診療報酬改定で、胃ろうを作る点数を減らす代わりに、嚥下機能を評価すると点数加算するようにした。
また、口から食べる取り組みを始める時にも、保険点数がつくことになりました。
胃ろうバッシングがあり、胃瘻を外すことに保険点数が付いたのではないです。
平成25年の第264回中央社会保険医療協議会で胃ろう中に適切な訓練をすると口から食べられるようになり、胃ろうを外せることができる場合がある事実を福村先生は協議会で説明をされました。
完全側臥位は、厚労省が参考にした食べさせ方です。
声門‥‥気管の入り口にあり飲み込む瞬間に閉じます。声門を超えて気管に入ろことを誤嚥と言います。
仰臥位は、声門に近いところに食材や唾液が溜り誤嚥しやすい。
側臥位は、声門から遠いところに食材や唾液が溜り誤嚥しにくい。
重力に逆らえない姿勢
仰臥位では、食べ物が胃に入る順番は、口➡ のど➡ 食道になります。
食道は普段閉じているので、のどから気管に向かって流れます。
気管に入らないようにむせがおこります。
重力に逆らえる姿勢
完全側臥位では、口からのどに入ると、気管はのどより高い位置にあることから、重力に逆らって気管に入ることができません。
側臥位は、声門から遠いところに食材や唾液が溜り誤嚥しにくく、誤嚥なく食事ができる。
側臥位の中でも、完全側臥位が最も安全に食べられます。
完全側臥位の特徴は、
疲れない‥‥寝ている姿勢のため体全体が楽。飲み込みに必要なのど周辺の筋肉の緊張が取れているので、30分ほどの食事時間中首が疲れない。
安全‥‥声門から遠いところに食材や唾液が溜り誤嚥しない。飲み込みが起こるまで安全。
一日に必要な栄養を、胃ろうからと口からに分け、その割合を変えていき口からを増やすようにする。
完全側臥位法が、あなたとあなたのご家族に希望を与えてくれるかもしれません。
口から食べることを禁止された方の6~7割の方が食べられている完全側臥位で安全に食べてみませんか?
完全側臥位法のことならおまかせください!
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