スプールウィービングは、なぜ40年間変わらないのか?

1975 年に松田美穂作業療法士が考案して以来、寸法及び外観は変わっておりません。

なぜでしょうか?

 

・太い毛糸しか上手く編めない。

・編み始めや毛糸の始末は片手ではしにくく手伝ってもらう。

・編み目も不揃いのところができる。

・目を飛ばすこともときどきある。

 


病気や事故などにより、病院では身体の機能を回復させるためにリハビリを行います。

そのリハビの中に作業療法があります。

 

作業療法の目的は、障害が残っても自立した生活が送れるように手助けすることです。

 

物をつかむために、手指の訓練をします。生きるために、食べるために箸やスプーンを使えるように辛い訓練が始まります。その時、やる気をだすため、訓練の先に何があるのかなど退院後の生活のことを本人や家族と相談しながら訓練内容も変えています。

手の不自由な方でも片手で編み物ができる
スプールウィービング大・中・小セット

 編み物が好きな方だと、毎年セーターを編んだりして楽しんでいたかもしれません。もし、片手でも帽子やマフラーが編めたらきっと前向きになってくれるのでは。この考え方は、何十年経っても、色々なリハビリ機器が開発されても変わりようがない事実です。編み物が好きだった方はもちろんですが、時間をつぶすことと手指のリハビリ、作品をプレゼントできたり、注文をもらって作ったりといつの間にか趣味が生きがいに変わっている場合が多いです。

スプールウィービングが選ばれている点

幅広い対象者

片麻痺、リウマチ、脊髄損傷、パーキンソン、高次脳機能障害、義手装着者、頭部障害、認知障害、知的障害、精神障害、視力障害、手の不自由な方

 

訓練に適している

目と手の協調性、手指の巧緻性、集中力、注意力、指でつまむ力の強化、利き手交換、立位保持、座位保持など

 

いつの間にか

帽子・マフラーなどの完成度の高い作品により満足感、達成感、自信が持てる

 

 社会とのかかわり

編みはじめや編み終わりの仕上げの手助けをしてもらう。作品の相談。家族や友人へのプレゼント。バザーへの出店。


簡単動作

毛糸を摘まむ

引っ張り上げる


この繰り返し動作で、ぐるぐる編んでいくといつの間にか帽子ができている。マフラーができている。

 

 

スプールウィービングはただのリハビリ用具ではありません。

楽しみながら機能回復を図ることができる

作品を創造する喜びがある

出来上がった作品をプレゼントすることで、喜んでもらえる

 

など、「毎日の生活にハリがでてきて、希望が生まれて楽しくなる」リハビリ用具です。

スプールウィービングで生きがいを

スプールウィービングが生活にとけこんでいる、神原さまのブログを紹介します。

素敵な「おかん」の作品もいっぱいあります。

てんてこ舞いのシングル介護  

http://kanchan.ashita-sanuki.jp/e860340.html

2009年の年が開けて間もない頃、母親が脳内出血で入院。次の日の朝、病院で再出血。右片麻痺と失語症の後遺症が残りました。 ------------------------------------------ 胃ろうの状態から始めた在宅介護も8年目突入です。今では、食事も出来るようになり「要介護4」になりました。

 

おかんの作品例


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