平成31年2月15日
年の初めに父の「おめでとう☆乾杯」の掛け声で、兄が持ってきてくれたお酒で皆で乾杯をしました。
父もおいしそうに、そしてとてもうれしそうに少しとろみをつけたお酒をおちょこ一杯 飲みました。
いつものように回復体位を目指した側臥位にして父を車に乗せて毎年お参りしていた神社に初詣に行くこともできました。
その日は春のようなあたたかな日で久しぶりの外出を父はうれしそうに楽しんでいました♪
去年は病院での年越しでしたので、父も一緒に自宅で過ごせることや、 なんでもないひとつひとつがうれしい一年の始まりでした♡
先日歯科の先生が訪問してくださり父の歯のX線を撮ってくださいました。
小さな虫歯はありましたが、詰め物の奥には虫歯はないとのことでホッとしました。
今残っている歯をできる限り残せるようにと歯磨きの仕方も丁寧に教えてくださいました。
歯科の先生はとても興味を持って福村先生の学習会のDVDを何度も見てくださっていて、そのことにとても感激しました☆
その先生に父の回復していく様子がわかるように、入院時から今日までの動画や写真をUSBにまとめてお渡しさせて いただきました。
食べられない状態を余儀なくされてやせ細っている父のとても痛々しい姿から、 福村先生に正確な診断をしていただいてお口から食べられるように なり生気を取り戻していく様子は、 完全側臥位法がどれほど素晴らしいものかを伝えてくれると思いま す。
在宅療養をしているとたくさんの医療従事者の方が訪問してくださいます。
いつも来てくださる訪看さんが他の訪看さんを連れてきてくださることもありますし、歯科衛生士さんも来てくださいました。
その際、入院時の父の映像を見せて今、目の前にいる父を見比べていただくと皆さん驚きとともに感激して くださり、 完全側臥位法にとても興味を持って父の体験を聞いてくださいます 。
これまでたくさんの患者さまを診てこられた先生や訪看さん、歯科衛生士の方のお話しから嚥下障害のある患者さまに対して、 どうにかしてあげられないだろうかとの思いをこれまで抱いてきた そのお気持ちが伝わってきます。
完全側臥位法がこうした思いを持たれていらっしゃる方々に伝わっていくことは何よりもうれしいことです。
ひとりひとりの医療従事者の方の向こう側にはたくさんの患者さまがいらっしゃいます。
微力ですが、患者家族としてお話しさせていただける機会をこれからも大切にし ていきたいと思っています。
福村先生と弘子先生は「変えなければならない☆」と医療従事者の方々に直接語り掛ける機会を大切にされて、 全国各地をご訪問なさって講演会やご講義をされてお伝え続けてく ださっています。
ただただ敬服するばかりです。
ご興味を持たれている方はぜひ足を運ばれてみてください。
きっと新しい世界の扉が開かれることと思います♡
常識を疑うことから、時代のブレイクスルーは起こる。
嚥下治療、食支援において行き詰まりを感じている全ての方に知ってほしいのが【完全側臥位法】です。
2007年のある日、福村医師と田口言語聴覚士はある嚥下障害患者のVEを行っている際に一側嚥下(半側臥位)を確認していた時に、「いっそしっかり横を向いたら自力摂取できるんじゃないですか?」と田口言語聴覚士が言う。横になって食べた際の咽頭構造と嚥下動態をイメージした福村医師は、これだと確信した。【完全側臥位法】が生まれた瞬間だ。
それ以来日々臨床研究され、2012年に論文発表される。
仰臥位を中心とした従来の嚥下治療では、嚥下評価で誤嚥のリスクがあるという理由で口から食べることを禁止されることが多くなっている。その様な方でも完全側臥位で食べられる方が多くいます。
患者さんの希望を奪い取るのでなく、希望を叶える可能性を学びませんか?
完全側臥位法のことならおまかせください!
株式会社 甲南医療器研究所
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