30年9月4日
なぜ多くの病院ではこの完全側臥位が取り入れられてないのだろう…
回復体位で安らいでスヤスヤ眠っている父や、完全側臥位でお口から食べている父を目の前にしてそう思う日々です。
完全側臥位法によって喜びや安らぎを体験させていただけばいただくほど、もっと完全側臥位法が、望まれているすべての方々の手の届くところにあったら☆と強く思います。
私は医療従事者でも福祉関係者でもなくただの主婦です。
そんな私でも福村先生に正確な診断をしていただいて父の状態を知リ、その上でどうしたら安全に食べられるのかを教えていただいてからこの2カ月、父を誤嚥させることなく、お口から食べさせてあげることができています。
週2回訪問看護師さんに、2週間に1回訪問医の先生に診ていただいていますが、いつも胸の音も綺麗で問題あり
ませんと言っていただいています。
私のような者でもきちんと教えていただいてサポートしていただければ在宅でもできるということが完全側臥位法の素晴らしさの一つだと思います。
こんなに安心してお口から食べられる方法があるのに…なぜ多くの病院では完全側臥位や回復体位が取り入れられていないのかと、どうしても思わずにいられません。
今もお口から食べたいのに食べられない苦しみの中にいる方々がたくさんいます。
寄り添っているご家族の方々もどんなにか胸を痛めていることかと思います。
その方々のことを思うと、父が入院している7カ月間ずっと、こんなふうに生き地獄みたいな苦しみを父にさせてしまって本当に申し訳ないと思っていた、その胸の痛みがよみがえります。
その痛みを忘れずに患者家族として微力ながらできることをさせていただきたいと思っています。
福村先生も弘子先生もとても熱心に誠実にご尽力してくださっています。
前田さんも寄り添ってくださり、とても熱心にご尽力してくださっています。
そうした先生方の献身的な活動が実を結んで、いつか多くの病院で取り入れられて、誰もが手の届くところに完全側臥位法がある世界になりますように☆と願っています。
そう言って、あきらめてしまう前に、どうかこの続きを読んでください。
大切な人にもう一度「食べる喜び」を完全側臥位で取り戻した3家族の実話を紹介いたします。
1. 3年間胃ろうのため何も食べられなかったお母さんが、たった1日の手厚いサポートで食事ができるようになった
https://safe-swallow.com/family#irou
2. 中心静脈で栄養が足りず体が衰弱するよりも、生活の質を重視したご家族
https://safe-swallow.com/family#qolchoice
3. 点滴で餓死するなら、口から食べることを決意したご家族
https://safe-swallow.com/family#starvation
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