平成30年10月19日
福村先生が学習会で
「嚥下障害に関わる問題は、今までの教科書に載っていることは嘘ではないが非常に適用が狭いということから起こっている。
対象になる患者さんの性質がものすごく狭い。
そういう治療方法を他の患者さんにもむやみに広めてしまった結果、今の混乱が生じている。
だから変えなければいけない☆」
とおっしゃいました。
先生のお話を聞いて、病院での対応に何故❔と思っていたことがそういうことだったのかと疑問が解けていきました。
入院中、父はとても辛い思いをしました。
父のそばで私たち家族もとても辛い思いをしました。
私たちのような思いをする方がなくなってほしいとこころから思います。
知っていただくことで変えていけるとの思いから、福村先生と弘子先生は全国各地に足を運ばれてご講義をしてくださっているのだと思います。
患者家族の立場から私も多くの方に知っていただく努力をもっとしなくてはいけないと思います。
そう思い、回復していく様子や福村先生にご指導していただいた時の写真や動画をUSBにまとめたものにお手紙を添えて、ご縁ある先生方や看護師さん、福祉関係者の方にお届けてしています。
わたしにはこれくらいのことしかできませんが…お渡しした先生方や看護師さん、福祉関係者の方の向こうにはたくさんの患者さまがいらっしゃいます。
先生方や福祉関係者の方から多くの方々に届きますように願っています。
誤嚥のリスクがあるから食べることを諦めてくださいと、胃ろうにするかそのまま死を待つかの選択を迫られるというのは、患者にとっても家族にとってもあまりにも残酷なことだと思います。
病院では当たり前の流れになっているのかもしれませんが、患者や家族にとってみたら受け入れがたく、大変苦しい思いをします。
嚥下障害治療があるということをたくさんの方々に知っていただきたいです。
在宅医療をしている先生に完全側臥位法を知っていただけてご理解していただければ、お家でお口から食べさせてあげることが可能になります。
完全側臥位法を導入している病院が増えれば望んだ治療をしていただける方が増えます。
それぞれの患者さまやご家族さまにとっての選択肢が増える世の中になったらいいなと思います。
常識を疑うことから、時代のブレイクスルーは起こる。
嚥下治療、食支援において行き詰まりを感じている全ての方に知ってほしいのが【完全側臥位法】です。
2007年のある日、福村医師と田口言語聴覚士はある嚥下障害患者のVEを行っている際に一側嚥下(半側臥位)を確認していた時に、「いっそしっかり横を向いたら自力摂取できるんじゃないですか?」と田口言語聴覚士が言う。横になって食べた際の咽頭構造と嚥下動態をイメージした福村医師は、これだと確信した。【完全側臥位法】が生まれた瞬間だ。
それ以来日々臨床研究され、2012年に論文発表される。
仰臥位を中心とした従来の嚥下治療では、嚥下評価で誤嚥のリスクがあるという理由で口から食べることを禁止されることが多くなっている。その様な方でも完全側臥位で食べられる方が多くいます。
患者さんの希望を奪い取るのでなく、希望を叶える可能性を学びませんか?
完全側臥位法のことならおまかせください!
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