お年寄りの介護をされているご家族のみなさん。誤嚥についてどのくらいの知識をお持ちですか?中には言葉すら知らない方もいらっしゃるでしょう。誤嚥は、肺炎を発症させてしまう危険性があるだけでなく、食欲を低下させてしまったり、脱水を引き起こしてしまったり、肺炎を重症化させてしまう危険性があります。 そうならないためにも、日頃から家族全員で誤嚥の予防を心がけていくことが重要です。
そうすることで、眠気による誤嚥を防ぐことができます。
お年寄りは、前後左右のバランスを保つことが難しいので、安定させてあげることで誤嚥を防ぐことができます。
口腔内が不衛生だと細菌が繁殖してしまい、肺炎を引き起こす危険性があります。
また、乾燥していると舌や唇、顎の動きが鈍くなるため誤嚥しやすくなってしまいます。
飲み込む時に、どこでむせが起きているのかを把握することが重要です。嚥下前であれば、水分にとろみをつけて流し込む。嚥下中であれば、「ごっくん」といった、飲み込みを強く意識させることが大切です。また、まとまりやすい食べ物とゼリーを交互に食べさせることで、誤嚥を防ぐことができます。
うがいをしている時のような声質になり、むせが起こらない場合は食べ物がしっかりと飲み込めていない可能性がありますので、まとまりやすい食べ物と、とろみをつけた水分を飲ませるようにしましょう。
鼻と喉の閉まりが悪くなっていると鼻水が出やすくなり、食べ物が残りやすくなってしまいます。この場合は、とろみをつけた水分を飲ませることで誤嚥を防ぐことができます。
食事の時間が長い場合は、なかなか飲み込めずに口の中でもぐもぐしている可能性がありますので、この場合は食事の形態を変えてみましょう。逆に食事の時間が短い場合は、一口ずつしっかりと飲み込めておらず、詰め込み過ぎている可能性がありますので、声をかけながらゆっくり食べさせるようにしましょう。
口腔内に食べかすが残っていると細菌が繁殖してしまいますので、しっかりケアしましょう。
少量であっても嘔吐があった場合は、胃食道逆流を引き起こしている可能性がありますので、30分~1時間ほど座らせてあげましょう。「すっぱい物が口腔内に上がってくる・・」など、本人からの訴えがあった場合も同様の対策をしてあげることで、誤嚥を防ぐことができます。
このように、誤嚥を防ぐために注意すべき点はたくさんあります。家族全員でこれら注意点・予防策を共有し、誤嚥を防いでいけるよう努めていきましょう。弊社では、寝たきりのお年寄りに最適な介護枕を通販でご紹介しております。角度調整も自由に可能で、むせ防止になる介護枕となっておりますので、是非ご活用いただきたいと思っております。
常識を疑うことから、時代のブレイクスルーは起こる。
嚥下治療、食支援において行き詰まりを感じている全ての方に知ってほしいのが【完全側臥位法】です。
2007年のある日、福村医師と田口言語聴覚士はある嚥下障害患者のVEを行っている際に一側嚥下(半側臥位)を確認していた時に、「いっそしっかり横を向いたら自力摂取できるんじゃないですか?」と田口言語聴覚士が言う。横になって食べた際の咽頭構造と嚥下動態をイメージした福村医師は、これだと確信した。【完全側臥位法】が生まれた瞬間だ。
それ以来日々臨床研究され、2012年に論文発表される。
仰臥位を中心とした従来の嚥下治療では、嚥下評価で誤嚥のリスクがあるという理由で口から食べることを禁止されることが多くなっている。その様な方でも完全側臥位で食べられる方が多くいます。
患者さんの希望を奪い取るのでなく、希望を叶える可能性を学びませんか?
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