在宅介護をする際の心得

日本は高齢化社会を迎えており、在宅介護をされている方は多くいらっしゃいます。介護は身体的にも精神的にも負担が多く、たとえ家族の介護であっても、ストレスの蓄積を避けることは難しいです。
ストレスによる心の乱れは介護される側にも伝わり、後ろめたさを感じてしまう原因になってしまいます。介護する側もされる側も、気持ちよく過ごせるように信頼関係を保つことが大切です。

こちらでは、在宅介護をする際の心得をご紹介いたします。

全てを背負わない

介護をできるのは自分しかいないと全ての責任を背負い、完璧にこなすことばかりを考えてしまうと、心身ともに疲労がたまってしまいます。ストレスをため込まないためには、考えすぎず割りきって行うことが大切です。1日中介護に追われるのではなく、何もしなくていい時間を作るようにしましょう。

例えば介護サービスを利用して、月に1回は好きなことができる時間を作り、買い物や映画、食事を楽しんで息抜きをすることも必要です。その際に後ろめたさを感じることもあるかもしれません。しかし気分転換もなく、全ての時間を介護に費やしてしまうと、次は自分自身が倒れてしまう可能性も考えられます。介護する側も上手く体と心のバランスを保つことが重要です。

辛いときはすぐに話す

家族や親族に気を使って、介護の苦労を口に出さない方も多くいらっしゃいます。言いたいことが言えないという苦しみは、大きなストレスに繋がります。悩みごとがあるときに、人に話すだけで気分が軽くなることもあります。辛いことがあるなら、話すことをおすすめいたします。

しかし、介護の苦労話を家族や親族に話してしまうと、トラブルの原因になる可能性もあります。友人や信用できるデイサービスのスタッフなどに話すことをおすすめします。特にデイサービスのスタッフは介護の苦労を良く知っているので、共感を持って聞いてくれたり、介護のアドバイスをもらえるかもしれません。

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