介護をされている方の中には、嚥下障害や誤嚥の症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。こちらでは、嚥下障害や誤嚥が引き起こされる原因をご紹介いたします。
飲み込まれた食べ物は様々な器官を通りますが、器官の働きに問題が発生すると、食べ物を上手く飲みこむことができません。この場合、機能的な原因で症状が引き起こされた可能性が高いと考えられます。
例えば血管の障害や腫瘍などの脳の問題、末梢神経炎、パーキンソン病などの影響で、飲み込むという動作自体が苦しくなることがあります。
器質的な原因とは、食べ物を食べた際に口の中や喉、食道などの構造に何らかの問題があり、スムーズに飲み込むことができない場合をいいます。例えば扁桃炎や舌炎、口内炎などによる腫れ、腫瘍や頚椎症などの影響により、食べ物が喉や食道を通らなくなることがあります。
先述した原因にあてはまらない場合は、心理的な原因で症状が引き起こされているかもしれません。神経性胃炎やうつ病などの症状がみられる場合は、食べ物を上手く嚥下できなくなるケースもあるようです。また、鎮静剤などの薬剤による副作用や、合わない義歯をはめていることが原因で嚥下障害が引き起こされることもあります。
嚥下障害は、楽しい食事の時間を苦しい時間に変えてしまいます。食事中、頻繁に咳き込み・むせなどの症状がみられたら、早めに医師に相談することをおすすめします。
弊社は、誤嚥予防に最適な介護用まくらを取り扱っております。むせ・咳き込みの症状が出ている、または寝たきりの場合、嚥下障害や誤嚥のリスクを減らすために頭頸部の角度調整が必要です。しかし在宅介護の場合、きちんと正しい角度で調整できているのか不安に感じることも多いでしょう。
弊社の嚥下まくらは、このようなお悩みを解消するアイテムとしてご活用いただけます。簡単に角度調節ができ、楽しく安全に食事をとることができます。嚥下障害・誤嚥を心配されている方は、是非弊社の嚥下まくらをご利用下さい。
常識を疑うことから、時代のブレイクスルーは起こる。
嚥下治療、食支援において行き詰まりを感じている全ての方に知ってほしいのが【完全側臥位法】です。
2007年のある日、福村医師と田口言語聴覚士はある嚥下障害患者のVEを行っている際に一側嚥下(半側臥位)を確認していた時に、「いっそしっかり横を向いたら自力摂取できるんじゃないですか?」と田口言語聴覚士が言う。横になって食べた際の咽頭構造と嚥下動態をイメージした福村医師は、これだと確信した。【完全側臥位法】が生まれた瞬間だ。
それ以来日々臨床研究され、2012年に論文発表される。
仰臥位を中心とした従来の嚥下治療では、嚥下評価で誤嚥のリスクがあるという理由で口から食べることを禁止されることが多くなっている。その様な方でも完全側臥位で食べられる方が多くいます。
患者さんの希望を奪い取るのでなく、希望を叶える可能性を学びませんか?
完全側臥位法のことならおまかせください!
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